ハーグ条約について
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2014年から日本も加盟しているハーグ条約をご存知ですか?。国際結婚夫婦にかわいらしい子供が産まれます。外国で育児をするのは、大変です。やり方も違います。育児疲れで『ちょっと気分転換に』、または『孫の顔を祖父母に見せに』、といった軽い気持ちで里帰りをしたり、夫婦喧嘩をしたら子連れで『実家に帰らせていただきます』と一時帰国する。これが、国際結婚では「日本の習慣ですから」では済まないのです。
ハーグ条約は,国境を越えた子どもの不法な連れ去り(例:一方の親の同意なく子どもを元の居住国から出国させること)や留置(例:一方の親の同意を得て一 時帰国後,約束の期限を過ぎても子どもを元の居住国に戻さないこと)をめぐる紛争に対応するための国際的な枠組みとして,子どもを元の居住国に返還するた めの手続や国境を越えた親子の面会交流の実現のための締約国間の協力等について定めた条約です(2016年1月現在,日本を含めた93か国が締約国)。
日 本人と外国人の間の国際結婚・離婚に伴う子どもの連れ去り等に限らず,日本人同士の場合も対象となります。(外務省『国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約』、以下の外務省のホームページより抜粋)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html
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フィッシャー平松さん(「竹の会」理事・日本とドイツの正規看護師、デュッセルドルフ)